昭和の時代はムシ歯予防のフッ素応用の効果が全然広まっておらず、日本人に膨大な数のムシ歯が発生し続けたことは、とても残念なことでした。 感染率100%に近い状況で、むし歯ゼロなど遠い夢。 進行したむし歯を治療でくい止めるばかりの歯科医療でした。
平成や令和の時代となり、現在の若い年齢層に対しては、ブラッシングの習慣、甘い食品の減少、歯科への予防意識の高まりとともに、ようやくフッ素応用に対する理解が広まり、ムシ歯は著しく減少しました。 その結果、若い世代を中心にむし歯ゼロ(治療歯もゼロ)の方が多数を占めるようになりました。
しかし予防の意識が無いと、やはりむし歯は発生しますので、十分に御用心ください。
減ったと言っても「むし歯」の罹患率は、学校健診において、その他の疾病(近視、アレルギー等)と遜色なく高率です。
そのムシ歯予防効果はなんといっても、 「フッ素の応用」 です。
令和5年1月1日には、フッ素歯磨剤に関して国内の歯科4学会が合同で声明を出し、フッ素の高い予防効果をあらためてアピールされました。
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