予防意識の高い方ほど使っています
慣れない方は、まず柄付きタイプを
みなさん、歯みがきのときにデンタルフロスは
使っていますか?
なかにはデンタルフロスってなんだろうと
思った方もいるかもしれませんね!
家族や友人など近い人で使っている人がいないと
すごく特別な物に思ってしまうかもしれませんが、欧米では約50%以上の人がデンタルフロスを使用していて
日本での使用率は約19%です。
あまり馴染みのないデンタルフロスかもしれませんが、虫歯や歯周病予防にはかかせない道具なのです!!
歯医者さんに行ったときに歯を赤く染め出して磨き残しを見たことがある方もいると思いますが、歯と歯の間が磨けていない方がとっても多いです!
ご自分で意識高く一生懸命歯を磨いている方でもかなり多くの人が歯と歯の間にプラークが残っています。
プラークはゴシゴシ力いっぱい磨いて落ちるわけではなくテクニックが必要です。
まず基本的なハブラシの当て方は、ハブラシを歯面に90度に当て横に小刻みに動かします。
とても多くの方が勘違いをしている現状です。
大きく動かしシャカシャカ音が鳴るように磨いているかたは要注意です!!
ハブラシを大きく動かしてしまうと歯と歯の間にハブラシの毛先がまったく当たらないのでどんなに時間をかけても磨いたつもりになっているだけで、プラークはお口の中に残りどんどん細菌が増えてしまい、増えた細菌が虫歯、歯周病、口臭の原因となっていきます。
また、乱暴なゴシゴシ磨きは歯肉を下げたり歯面を傷つけてしまい知覚過敏の原因になってしまうこともあります。
小刻みに動かすことによって歯と歯の間や歯と歯肉の境目の細かい部分の汚れを落とすことができます。
歯科医院で歯周病と言われたことのある人や歯磨きのときに出血する人は、歯と歯肉の境目を重点的に磨きましょう。
毛先を歯面に対して45度に当て、毛先が歯周ポケットに入るように当ててください。
このとき出血することがありますが、少しの出血は大丈夫です。
フロスを中指に巻いて、親指と人差し指でつまみます。
1日1回のフロスで、予防効果は格段に変わります!
正しく歯磨きをしたあとには、1日に1回デンタルフロスを通しましょう!
デンタルフロスは、歯間にあるプラークをからめとるものです。
使い方は、
① デンタルフロスを手からひじまでの長さに切る。
② 両手の中指にクルクルと巻き付けたら人差し指と親指でピンと張ります。
③ フロスを歯と歯の間に通したら、歯に沿わせながらゆっくりと左右にスライドさせます。
力を入れて一気におろしてしまうと歯肉を傷つけてしまうので注意しましょう
慣れていない方やどうしても奥歯を通すのが難しい場合は、柄付きのタイプから使ってみてください。
実際にフロスを通してみると、歯を磨いたあとでもフロスにプラークが付いてくるのでびっくりすると思いますがハブラシだけでは磨き残しが出てしまうと実感できます。
虫歯も歯周病も自分で予防できる病気です!
1日1回のフロスの習慣から虫歯・歯周病の予防を始めましょう!!
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